昨日の記事のとおりに、この辺りは津軽藩の川港として栄え、
神社においても水神といわれる金比羅神社が信仰されているわけです。

猫さんからお借りのこの写真
非常に貴重な、正月に三十三俵を奉納する金毘羅神社での古い写真です。
六十六俵猫好きさん_600

三十三俵鳥居の信仰は古くからこの辺りにあった風習のようで、隣の藻川集落でも近年まで続いていたようですし、木造町の三新田神社では現在も三十三俵としての奉納を行っているそうです。
“サンダワラ”とも言うらしいですが。

蒔田において正月の三十三俵奉納は、蒔田地区の村づくりの取り組みが評価された平成11年の受賞をきっかけに復活したものですが、それ以前については現在俵作りの中心となっている吉田さんの記憶にも残っていて、以前から三十三俵であったと言います。

そして、猫さんからお借りの写真は“六十六俵”、確かに蒔田の金毘羅様で俵数が倍の六十六なのです。
顔ぶれをのぞき込んでも知る人も居ませんから、推定ですらいつ頃の写真か不明です。

昨日、村の長老にこの写真を預けてきました。
何時頃の写真で、この中に知っている人が居ないか探していただくためです。


そして、今朝の岩木山です。
岩木山4-22_600


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