2014.06.30 田んぼ落水
まだ改良区の用水は流れてきていますし、
付近の田んぼも水を張った状態ですが、

我が家の田んぼは先に“中干し”に入ります。
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そして、今朝の岩木山です。
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2014.06.29 山の蕎麦打ち
忙しい日曜日なのですが、
話も弾んだおかげで、福士さんが蕎麦打ちしてくれることになりました。

水回して、こね、練る
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延ばし
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延べ棒の扱いに見とれたのか、熱心に話し込んだためか、シャッターチャンスの逃し。
そして、切る
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二八蕎麦美味し。
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不思議なほどのエネルギーを感じる方にお会いできました。
行動に張りがあるというか、無駄なことに微動すらしないというか・・・・・・、
黒石の福士さん“ツガルサイコー”の有名な方だったんですね。
いやいや、少し失礼しちゃったかも・・・・。


そして、今朝の岩木山です。
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太宰治の代表作品ですが、これまで読んでいない太宰の“女生徒”。
先日の原きよさんの朗読会後にすぐ読もうと思った作品で、
私にはこれも朗読会での“美しさ”を感じる延長ですね。

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太宰のもとに送付された、19歳の女性読者の日記を題材した作品だそうですが、
14歳の女生徒の一日として書いた太宰。

太宰名言のひとつ、
“美しさに内容なんてあってたまるものか。 純粋の美しさは、いつも無意味で、無道徳だ。”
が“女生徒”の言葉です。

原さんの朗読会で感じた作品の中の“美しさ”。
この“女生徒”の文中にも“美しさ”という言葉が多く出てきます。

書き込みした、
“美しさというのは人より優れていることだけではなく、
この時代にも希望を持ち続け感じて、懸命に生きる姿に美しさが伴う” 
美しさのふた通り、誰が見ても綺麗なもの、もうひとつは、人の心が動くもの
朗読会での作品は人の心が動く美しさを描いたもので、

そして、同様に、思春期の女生徒が懸命に生きることの姿、
さらに、走れメロスでメロスが懸命に走る姿、
“人の心か動く美しさ”が太宰の美しさなのでしょうね。

作品の感想としては、
主人公の女性がとても綺麗な女性で、魅力的な女性です。
思春期の女性から見た女性の姿も男性の姿も強い説得力を受けます。
太宰さすがに上手いです。

主人公は14歳の女生徒ですから、娘から見える“人”の姿に少しあわせて考えてしまいます。
今の時代でも古さを感じない、面白い小説です。


そして、今朝の岩木山です。
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2014.06.27
我が家の庭、日陰に濃い黄色の花を咲かせているのは
“キンシバイ”でしょうか。
黄花5 (1)_600
少し検索しても、確実に“キンシバイ”だと確認は出来ませんね。

雄しべが金の糸のように見えるので“金糸梅”と呼ばれるらしく、
確かに金のように輝きのある色で、花もカップ状咲いています。
黄花5 (2)_600
小さな姿にも、花全体に輝きが感じられます。


そして、今朝岩木山は霞んではいましたがわずかに確認できました。
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2014.06.26 炉月の水菓子
2014.06.25 庭のバラ
我が家の庭、バラの花がちょうどいい時期のようです。
開花の期間は短いのですが、次々と枝が増え、そして伸びて次の花が咲き、花の咲く時期は長いようです。

少し検索すると、
バラの花言葉は色で意味が変わるそうです。
白いバラは“尊敬”
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赤いバラは“愛情”
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ピンクのバラは“温かい心”
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濃いピンクのバラは“感謝”
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赤いバラの蕾は“純潔”
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まぁ、様々に表現されているようですが。


そして、今朝岩木山は頂上が雲の上に現れていました。
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一昨年、昨年と庭の法面のグランドカバーとして苗を植え付けたのですが、
越冬がうまく出来ず、芝生に切り替えた“ヒメイワダレソウ”。

昨年植えつけた苗は全滅でしたが、
一昨年植えた苗が、昨年は数株春に芽を出し、その株が今年も冬越えしてつるを伸ばしています。
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そして、花も咲き広がってきました。
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勢い良く伸びたつるより、しっかり地面に張り付いたつるが生き延びています。
昨年の苗と違い、葉の色、花の色形も濃くは成らないのですが、強く生き延びています。
肥料を与えずに、つるの誘導に手を貸してあげましょうか。


今朝、岩木山は望めませんでした。
“プルレ・リール”へ。
プルレ・リール_600
一昨年開店の店で、2度目の訪問。
カラフルなケーキのほかに、焼き菓子、シュークリーム、大きなシフォンケーキと気になる商品が豊富です。

夏限定のロールケーキは、“マンゴーロール”です。
店主の名の付いた“三戸ロール”が店頭にあるぐらいですから、ロールケーキは店の看板のひとつですかね。
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マンゴー生地にマンゴークリーム、そして果肉を巻き込んだ、全てがマンゴーなロールとなっています。


今朝岩木山は望めませんでした。
2014.06.22 鴨の卵
早朝から草刈りへ。
4反歩ほどの草払いは結構な重い作業となりました。

草払い寸前でカモが逃げ行ったのは、
カモが卵を抱いていたからです。
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草払い機と草を払う音に、直前までじっと耐えていたようです。

12個の卵ですが、既に周りの草も払ってしまったので卵が露出状態となります。
カモ卵 (2)_600
孵化までは難しい状態になってしまいました。
親は帰ってくるのでしょうが、カラスに狙われるのは時間の問題です。
場所を移してあげるわけにもいかず、払った草を高く積んで目立たないようにするしかありませんね。


そして、今朝の岩木山です。
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弘前のライブハウス“Robbin's Nest” へ

ロビンズネストはヒロロ前で、普段はキャッシュオンスタイルのテーブルチャージもない気軽なパブらしい。

今日はライブが催され、そのための訪問。
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出演は、
Suga pimps
Vocal Group AJI
鈴木泰之
ですが、私なんかにゃ馴染みが無い。

私の目当ては、“Suga Pimps”、
シュガーピンプスのFunky-Tことあつしさんは、
3年前に同期会を行ったときの篤で、つまり同級生。

シュガーピンプスの紹介を引用すると、
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“青森県出身Funky-T、福島県出身Jun-Bayの二人から成るSoulデュオ。Sam & DaveをはじめとするSoulシンガーのカバーを中心に10年以上のライブ活動を経て、2010年1stシングルを発売。出会いは、日本でただ一人のジェームス・ブラウンファミリー故ドン勝本氏の事務所のオーデションで、コーラスグループ「Chocolate Voises」を経て、ソウルデュオSuga Pimpsを結成。また、一代目をJay'edが務めたソウルシンガー故ORITOのバックコーラスとして、Jun-Bayは二代目、Funky-Tは三代目を務めた。自身のライブ活動のほかにAI,SOUL’d Outのアルバムに参加、現在は国内有数のミュージシャンと共にライブ活動中。特に、バブルガム・ブラザーズのBro.Kone率いる「魂同組」の一員として全国でライブ活動中。”
と紹介もされています。頑張っていますね。

今日のライブは、熱くとてもいい感じで楽しめました。
楽しいって印象です。

鈴木泰之は鈴木雅之の物まねですが歌もうまい。
AJIは今日のメインのようですが、コーラス良かったですし、
Suga pimpsはしっかりと落ち着いたステージです。パワーもあります。
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そして、しゃべりも面白い。
津軽弁交えて、篤節全開でした。面白すぎ。
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最後はそろってのスタンドバイミー
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地道に活動しているようですが、今回のライブは津軽初で、ステージからは “凱旋”という表現も感じますね。
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開場前に、篤とJunさんと周辺を散歩しましたが、
Junさん人柄良さそうって印象で、シュガーピンプスのコンビも仲良さそうです。
頑張っていますね。


そして、今日日中の岩木山です。
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太宰疎開の家朗読会2014のその2、
昨日の朗読会、昨夜投稿の続きとなります。

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1部2作品の後、休憩しての第2部、
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作品は“竹青”、チクセイは女性の名前です。カラスのですね。
中国の“聊斎志異”が話の基となる小説だそうで、太宰の創作が評価されている作品でもあるらしい。
まぁ、私には難しいことですが、結末が大きく異なるようです。
もちろん、「カラスの世はいいなぁ」という小説でもありません。


作品には朗読では聞き取りにくい難しい言葉が出てくるため、原さんが事前に作品のイメージを与えてくれました。
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作品は難しい言葉も出てきますが、太宰の文調の上手さというか、怒涛のような太宰調を、
原さんが朗読で負けずに、リズム良く滑らかにストーリーを進めてくれます。
活字の見えない難しい言葉を飛ばしても、すぐにストーリーについていけます。そこは原さんの朗読の技法でしょうか。

そして、カラスの竹青と魚容のやりとり部分は、原さんすばらしく上手く綺麗です。竹青の強さと母性を感じる言葉なんかはカラスに惚れ込んでしまいそうな朗読です。

魚容をカラスの世界から故郷へ帰すために言った、最後の竹青の言葉、
「人間は一生、人間の愛憎の中で苦しまなければならぬものです。のがれ出る事は出来ません。忍んで、努力を積むだけです。学問も結構ですが、やたらに脱俗を衒てらうのは卑怯です。もっと、むきになって、この俗世間を愛惜し、愁殺し、一生そこに没頭してみて下さい。神は、そのような人間の姿を一ばん愛しています。」

原さんは、結末に太宰らしさが少し足りないと感じている様ですが、
原作と大きく異なる平凡な結末にした太宰のねらいが何かが難しいのでしょうかね。

私には全くですが、
最高の幸せをつかむ結末としたら、醸し出す美しさが小さくなるような気もします。
家族の平凡に平和な結末に、見えない美しさを感じることかも知れません。

今年もまた生誕の日に開催してくれた白川さんと原さんに感謝です。


そして、今日夕方の岩木山です。
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6月19日ですね。
金木では“太宰生誕祭”、
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三鷹では“桜桃忌”が行われております。
早朝に文学碑立ち寄り。
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今年は小学校の校歌への関わりもあり、小野正文さん書の添碑がすごく気になってしまいます。
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そして、私は今年も“疎開の家朗読会”へ。
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生誕の日に原きよさんを招いての朗読会は、今年6回目ですね。
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原さんの席の隣は、朗読の題材ルノワールの“リイズ”画。
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作品は、“リイズ” “東京だより” “竹青”の3作品で、
“印象的な的な女性が登場する、見える形の美しさと見えないけれど醸し出す慈愛や母性、そして強さ。”
と、 朗読会の紹介に添えています。

私は“竹青”が選ばれていたので、事前に読んでの朗読会参加です。

作品は、
“リイズ”
ルノワールの“リイズ”の美しさに対する、もうひとつの美しさを書いています。
母に頼んで連れてきてもらったモデルが似ても似つかぬ方であるというの中に、見えない美しさがあります。
一生懸命にやることの純粋で素朴な心に、人から情をいただけることが、人の心を動かせる美しさだということをコメディ調に面白く仕上げた作品です。
つまりは、 “愛されることの美しさ”を描いたものですかね。

そして、 “東京だより”
戦時中、全てをおかみに捧げ働く東京の様子と、その中で多くの人と同じように働く女の子を描いています。国のために国民が精を出し、全ての人が同じような服を着て、同じような顔つきで、男女の違いも無い様子を太宰は、
「下駄の赤い鼻緒だけに、女の子の匂いを残し」
「全部をおかみに捧げ切ると、人間は、顔の特徴も年恰好もきれいに失ってしまう。」
「いわゆる、「個人事情」も何も忘れて・・・・・」
と書かれます。印象的な部分です。

その中で、あざやかに他の人と違って美しい少女が居て、
「美しい筈だ、その少女は生まれた時から足が悪い様子で・・・・・」 

美しさというのは人より優れていることだけではなく、
この時代にも希望を持ち続け感じて、懸命に生きる姿に美しさが伴うようです。

美しさ”とは何?
1 誰が見てもきれいなもの
2 人の心が動くもの
美しさのふた通りで、2作品の場合は人の心が動く美しさを描いたものでしょう。

明日、朗読会その2へ続きます。


そして、今朝岩木山は望めませんでした。