「わだば、ゴッホになる」
娘の“どうとく”の教科書で棟方志功が紹介されています。
・・・・人からなんと言われても、心に決めたこに向かって、一生けんめいにがんばった志功は、「世界のムナカタ」と言われる立派な人になった・・・・・
と書かれ、“信念”?の教えなのでしょうか。
棟方志功08_600

せっかくなので、さっそく子供たちと棟方志功記念館へ。
棟方志功06_600

私は小学校時代にバス遠足で来たような記憶もありますが、それ以来の入館です。
縄文の杜ツーデーマーチで直ぐ前を通ったときも、寄ろうかなと迷ったものの今度の機会にと過ごしたままになっていたのです。

昭和50年、棟方志功が亡くなった年に開館されたということは本人が生きているうちに建設計画に入っていたということでしょうね。本人の希望で展示室は小さく造ったそうで、作品一つ一つじっくり見れて疲れないので見心地が良いです。志功の作品はいろんなところで見かけ、展示企画も多いのですが、こちらへは是非一度寄ってほしい気がします。こちらが本家でしょうから。作品は年何度か入れ替えするようです。
棟方志功05_600

ちょうど教科書で紹介されていた“釈迦十大弟子”など神仏を描いた作品の企画展示“東湧西没?棟方志功の神仏”が開催されていてタイミングが良かったようです。
棟方志功07_600

展示品にはタイトルの後に“柵”、種類に“板画”と表示されていますが、これについての説明が貼られていました。
“一作品ごとに生涯の標で、下書きから板に彫りこむときに板が持って生まれた性質が作品をつくる”と、勝手に短く置き換えてしまいましたが、ビデオで流れていた志功が版画を彫る姿からもそういうことかなと感じます。
ただ、作品の素晴らしさとか、上手いとかは、私には全く分かりませんが。

太宰が棟方志功を意識していたようなことが太宰の小説に出てきますね。
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