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2015.06.19
疎開の家“朗読会”2015
6月19日、
太宰治生誕日に特別な空間で太宰作品を味わう朗読会。

新座敷公開の翌年から7年目、今年7回目の朗読会は、
“太宰の書斎で聴く朗読会”となり、今年ももちろん原きよさん朗読、
欄間額に“亀”は偶然です。
作品は、原さんが選んだという、お伽草紙からの“浦島さん”
原さんも、 太宰の「ただものでない」感を感じているお話だそうですから。

昨年同様、事前に作品を読み上げての参加ですが、
今日の朝と昼休み時間に急ぎで、まあ、あらすじはどうにかの程度。
作品は、
“浦島さん”はもちろん浦島太郎のお話のアレンジ作品、
室町時代からの浦島話を太宰が現代風にアレンジし、太宰の世界観を、何だか亀と浦島がやり取りします。
やはり、助けた亀に連れられて竜宮城に行きます。
亀がすばらしい脇役を演じますね。
浦島さんに向けた亀の鋭い突っ込みは、くどくは感じませんです。
落語としても出来上がりそうな面白い場面が多くて、楽しいお話です。
ご存じ最後の玉手箱の場面は、
浦島さんは三百歳のお爺ちゃんになっても不幸にはならず、
年月は、人間の救ひである。
忘却は、人間の救ひである。
太宰治生誕日に特別な空間で太宰作品を味わう朗読会。

新座敷公開の翌年から7年目、今年7回目の朗読会は、
“太宰の書斎で聴く朗読会”となり、今年ももちろん原きよさん朗読、
欄間額に“亀”は偶然です。
作品は、原さんが選んだという、お伽草紙からの“浦島さん”
原さんも、 太宰の「ただものでない」感を感じているお話だそうですから。

昨年同様、事前に作品を読み上げての参加ですが、
今日の朝と昼休み時間に急ぎで、まあ、あらすじはどうにかの程度。
作品は、
“浦島さん”はもちろん浦島太郎のお話のアレンジ作品、
室町時代からの浦島話を太宰が現代風にアレンジし、太宰の世界観を、何だか亀と浦島がやり取りします。
やはり、助けた亀に連れられて竜宮城に行きます。
亀がすばらしい脇役を演じますね。
浦島さんに向けた亀の鋭い突っ込みは、くどくは感じませんです。
落語としても出来上がりそうな面白い場面が多くて、楽しいお話です。
ご存じ最後の玉手箱の場面は、
浦島さんは三百歳のお爺ちゃんになっても不幸にはならず、
年月は、人間の救ひである。
忘却は、人間の救ひである。
救いを求めたときに開けたら、たちまち三百年の年月と、忘却
浦島さんはそれから十年、幸福な老人として生きたそうです。
今日の原さんも素敵でした。
やり取り場面、海中の浦島さんと亀さんが会場に居るようでした。
夕方からは、“思い出の蔵”でライブだそうです。
今年もありがとうございました。
そして、今朝の岩木山です。
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