2008.04.12 津軽の鬼っこ

以前、弘前市の武林正書さんから「津軽の鬼っこ」を撮った写真を見せてもらったことがあります。
弘前から中泊町の岩木川流域の神社の鳥居に鬼が居るという話で、武林さんはその神社を探し周り、写真に納めていました。もし良かったら近くの神社を周ったらと勧められ、そのとき頂いたのが神社の場所をおとした地図です。武林さんが鬼を探し歩いて出来た貴重な地図で、この地図があれば迷わずに鳥居を巡ることが出来ます。
しばらくして「あおもり草子」で特集がくまれ、武林さんが紹介され、コメントしていました。
鬼 地図 鬼 草子

いずれ時間があったら巡ってみようと思い地図は大切に保管していたのですが、先日息子と近所を散歩した際、きれいに色塗りされた鬼を見かけ、我家のすぐ近所にもあったことを再確認、
鬼 蒔田(小)

子どもの頃に遊び場だった神社であり、今年の正月に詣でに寄った神社でもあるのですが、鬼の由来を聞いたことも無く、鬼が居ることすら気にかけたことが無く、全国共通した信仰かとながし込んでいた程度の意識しか無かったのですが、津軽半島におよそ38個程度の鳥居の鬼は全国的にも珍しい信仰のようで、その由来を子どもに伝えることが出来る程度の知識は得ておかなければということと、この集落に住んでいる数少ない世代のひとりとしての義務感を感じます。このままでは、神社そのものが荒廃してしまうのは目に見えておりますから。

今年、好きなウォーキングで鬼巡りをしようかと意気込んでいます。
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