6月19日ですね。
金木では“太宰生誕祭”、
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三鷹では“桜桃忌”が行われております。
早朝に文学碑立ち寄り。
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今年は小学校の校歌への関わりもあり、小野正文さん書の添碑がすごく気になってしまいます。
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そして、私は今年も“疎開の家朗読会”へ。
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生誕の日に原きよさんを招いての朗読会は、今年6回目ですね。
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原さんの席の隣は、朗読の題材ルノワールの“リイズ”画。
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作品は、“リイズ” “東京だより” “竹青”の3作品で、
“印象的な的な女性が登場する、見える形の美しさと見えないけれど醸し出す慈愛や母性、そして強さ。”
と、 朗読会の紹介に添えています。

私は“竹青”が選ばれていたので、事前に読んでの朗読会参加です。

作品は、
“リイズ”
ルノワールの“リイズ”の美しさに対する、もうひとつの美しさを書いています。
母に頼んで連れてきてもらったモデルが似ても似つかぬ方であるというの中に、見えない美しさがあります。
一生懸命にやることの純粋で素朴な心に、人から情をいただけることが、人の心を動かせる美しさだということをコメディ調に面白く仕上げた作品です。
つまりは、 “愛されることの美しさ”を描いたものですかね。

そして、 “東京だより”
戦時中、全てをおかみに捧げ働く東京の様子と、その中で多くの人と同じように働く女の子を描いています。国のために国民が精を出し、全ての人が同じような服を着て、同じような顔つきで、男女の違いも無い様子を太宰は、
「下駄の赤い鼻緒だけに、女の子の匂いを残し」
「全部をおかみに捧げ切ると、人間は、顔の特徴も年恰好もきれいに失ってしまう。」
「いわゆる、「個人事情」も何も忘れて・・・・・」
と書かれます。印象的な部分です。

その中で、あざやかに他の人と違って美しい少女が居て、
「美しい筈だ、その少女は生まれた時から足が悪い様子で・・・・・」 

美しさというのは人より優れていることだけではなく、
この時代にも希望を持ち続け感じて、懸命に生きる姿に美しさが伴うようです。

美しさ”とは何?
1 誰が見てもきれいなもの
2 人の心が動くもの
美しさのふた通りで、2作品の場合は人の心が動く美しさを描いたものでしょう。

明日、朗読会その2へ続きます。


そして、今朝岩木山は望めませんでした。
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