古本屋で見つけました。
小野正文さんの“津軽の文学と風土”です。
津軽の文学と風土_600
まだ途中読みですが、私には難しいですね。

芸術は本来土着性を持たないのが本質であるとしていますが、太宰、葛西善蔵、石坂洋次郎の津軽を代表する作家と津軽の風土の関わりを述べています。
津軽の“じょっぱり”を土着的だとすれば、津軽に生まれた人たちの作家としての共通点は非土着的な“異邦人的な発想”であるとし、津軽のような独特の地でも、風土そのものが津軽生まれの作家にどの程度影響されたかは結論に至っていないようです。

ただ、太宰の人間形成には、高校卒業までの津軽での生い立ちが外れないわけですから難しいですね。
私にはとてもとても・・・・。


そして、今朝の岩木山です。
岩木山3-4_600

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