2013.10.07 芝浜落語3
古今亭志ん朝の父志ん生の芝浜。
志ん生_150

枕で、「滅多にやりませんけど、三木助が遠くへ逝ってしまったから」と始まります。
夫婦のやり取りがその様子が伝わってくる心地よい話し振りを感じます。まさかこの夫婦がやっかいな結末を招くことは無いなと感じるようなあたたかさですね。
嘘を明かした瞬間に感情的な言葉が出るものの、「働くことが面白くなってきた。」との言葉が、例のふた通りの女房に無縁でしょうね。

三木助の芝浜の後で聞いたためか、志ん生の噺は最初はモゴモゴしたような語りに感じましたが、それは最初だけで少し聞くと完璧話に入ってしまいます。
特に、お金を拾ったのが夢でお祝いをしたのが本当かというところが上手いし、「俺は馬鹿だなぁ」と女房の心に気付く辺りや、「許してくれる」と女房が誤るところ、最後のオチの除夜の鐘から酒の手を止めるところ「よそう、夢になるといけねぇ」まで、芝居を見ているように夫婦の様子が浮かびます。すばらしい。これであまりやらない演目とのことですから志ん生落語って凄いんでしょうね。

女房の姿にふた通りの意見ですが、まあ、この夫婦でもどちらも成立でしょうね。人情噺とは双方あってのことですかね。あまりにもオチが綺麗です。


そして、今朝の岩木山です。
岩木山10-7_600
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