我が家の住まいの改善の最大級テーマは“寒くない家”とシンプルなのですが、私のこだわりで、蓄暖熱暖房のスペースの無駄、冷房も兼ねる、経費は取り付け費用込みで120万円程度と蓄暖熱より安値、という理由で暖房は“フル暖エアコン”のみとしたわけですが、
フル暖09_500

その電気料金1年間の使用実績です。
電気代実績1_600

月平均の電気料金は、26300円という実績結果です。ほぼ目標値かと思えます。

このデータはハウスメーカーにも提供しましたし、設備業者さんにも参考となるデータかと思います。
昨年、設置前に具体的な実績を知りたくてあちこち検索したのですが、参考になるものが無くて困っていたのでここで提示。
設置:メーカーはパナソニック、機種はフル暖エアコン1階にCS-RX500C2・CS-RX250C2 、2階にはCS-RX400C2、CS-RX280C2、CS-RX250C2×2 となります。
断熱構造:2*4外内のダブル断熱工法、玄関は高断熱ドアで風除室無し。タタキにも断熱ポリスチレン3種100mmをまわしています。窓開口率は一般的な住宅と比べたら大きいのではないかと思います。各部屋に1機づづ配置した具合。
稼動:新築1年目ということで無理に節約せずにどれだけの電気料金となるか試した結果です。
1階のリビングと2階のホールは機種に備わる“快適おまかせ”機能設定で一日中稼動、設定温度は24~26℃設定。もちろん日中、外出時も常時稼動。他は必要に応じて稼動。1、2月はほぼ全機常時稼動。
感想:今年は記録的な冬の寒さと、夏の暑さでしたが、冬期間の気温マイナス10度近い吹雪の日でもエアコン自体に極端な負荷は感じませんでした。これは、稼動を頑張っている時は結構な熱風で風量も相当だが、そのような運転はほとんど無く、穏やかに運転しているからです。
運転の課題となっているような霜取り運転は、相当(頻繁)に稼動しますが、稼動中に家の中が冷えて寒さを感じることは無いです。たとえ、1階でも2機同時に霜取り運転したとしても平気です。稼動すれば屋外の気温がマイナス10℃程でも結構な熱風が吹きます。不思議なくらいに。

エアコンでよく問題とする吹き出し風は、付属の機能調整で不快感はありません。湿度は40%は保っています。
湿度の問題は他の暖房器具と同様かと思いますし、各階1機の加湿器で足ります。床はさすがに玄関周りは冷たさを感じますが、生活スペース範囲では問題無くエアコンの噴出し熱で温かいです。

結果:従前の光熱費の1割を超える節減というのは立派な結果でしょう。
蓄熱暖房機の温度設定の不便さも聞きますから、私はヒートポンプエアコンの暖房は可であると感じました。


そして、今朝の岩木山です。
岩木山10.17_500





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