2012.12.21 火焔太鼓
古典落語の演目の一つ“火焔太鼓”
古今亭志ん朝の落語の中でも最近特に好んで聞きますね。
火炎太鼓_500

呑気者の古道具屋の甚兵衛さんがおかみさんに売れっこないと言われた太鼓を、殿様に300両で売ってくるという、まあ、しっかりものの女房をダメ亭主が驚かす商売をして帰るお話で、おかみさんとのやり取りが楽しい。
最後の落ち、サゲというようですが、「いけないよ半鐘は、おじゃんになるから」までリズムが切れませんね。
すばらしい。

志ん朝の父である志ん生が十八番としていたそうで、聞き比べると志ん生は軽く話して登場人物を区別しない淡々とした解説のような語りですが、志ん朝は最初に聴いたときから誰の言葉か分かるような話しっぷりです。ただ、話し方が何となく重なるところが多くあって、受け継いでいることを感じさせますね。
まあ、良く分かりませんですが、理解するのも楽しいかも知れませんね。


そして、今日は午後の岩木山です。
岩木山12-21_500