2011.03.10 液状化現象
三陸沖を震源地とする地震が続いています。
昨日五所川原観測点でも震度3、今朝も震度2と発表されています。
地震145_600

蒔田地区は岩木川、十川、そして金木川が合流する場所で、江戸時代は津軽藩の川港であったそうです。
我が家の辺りは船着き場の河口だったとも考えられます。

津軽平野は沖積低地、泥炭地盤という軟弱地盤で形成しているそうで、1983年の日本海中部地震では広範囲に液状化を起こし、岩木川河道沿いなどを中心に多くの場所で噴砂や噴水が発生したそうで、我が家の敷地内でも砂が噴出したと父から聞いたこともあります。
日本海中部地震による液状化現象の調査も今後大地震が起こった際の参考となるようです。
液状化ai_600

地震による液状化では建物が倒壊する恐れも考えられることから、この辺りの液状化の可能性も気になります。
県防災課のホームページで紹介されている、地震による液状化の予測調査では、我が家の近くでも危険域が示されている場所もあります。マップ上は1kmマス単位で示されるようですが、県防災課では具体的な場所もつかんでいるようです。
(抜粋)液状化-想定日本海側海溝型地震_600

まあ、このデータが建築に適するかどうか直接に関係するわけでもないわけですが・・。青森市内中心部は危険度が高い区域にスッポリ入っていますから・・。
液状化m07-1_600
とりあえずは自分が住んでいる場所の状況を知っておくのも大切なことだと思いますし、対策は講じなければいけないでしょう。