2009.10.08 台風18号
非常に強い台風18号が本州を縦断し、県内にも接近が予想され警戒態勢となりました。りんごへの被害が最も心配されるようで、早もぎした農家の報道もされています。

午前、娘の担任の先生から授業打ち切りの連絡があり、我が家はおじいちゃんの出番です。
昼に娘を迎えに行ってもらうこととなります。近くに住んでいることで本当に助かります。
台風天気図00_512
台風は宮城県で太平洋に避けたようで、どうやら直撃の心配はなくなりました。我が家もメダカを屋内に移したりひと通りの被害対策は行っております。

台風は進路の東側の被害が大きいと言われています。時計回りと反対に風が吹くので進行のスピードが加算されることとなるようで、西側は逆に風が相殺され弱まるそうです。過去に津軽半島では風による被害が大きな台風は、日本海を北上した台風が多いようです。

平成3年に日本列島に甚大な被害があった台風19号は、中心気圧の低さが観測上5番目という強さで日本海を北上した台風でした。当時長距離トラックの運転手だった私も、風で横転したトラックに遭遇したり怖さを体験したものです。それが原因で仕事を辞めた人も居たくらいですから。
収穫前のりんごもほとんど木から落ちてしまったのですが、、その暴風にも絶えて落ちなかったりんごを、市場の苦肉の販売策と思いますが“落ちない林檎”として販売し、受験生に人気を呼んだことを思い出します。昨年売り出したヒョウ害りんごの“ひょう太くん”はその経験から生まれたものかも知れません。
この台風により、台風の接近が予想されるとりんごを早めに収穫することや、進路による被害の予想など教訓になった台風だったようです。