2008.10.22 わら焼き公害
稲刈りが終わると、いつも問題になるのが“稲わら焼き”による公害です。
わら焼き_400
県下この地域が特にひどいようで、行政も以前から巻き取り梱包する“ロールベーラー”という機械を無償で貸し出ししてリサイクルを呼びかけたり、巡回車による広報などに努めておりますが、まだまだ農家には浸透していないようです。畜産農家による回収が近頃多くはなってきていますが、この広い田んぼのほんの一部でしょう。

煙のひどい時は、国道でも車が徐行してしまうことや、洗濯物が外に干せないなどの問題は続いています。農業指導では“すき込み”による田んぼへの還元がお知らせされていますが、全量をすき込むと次年度の栽培に悪影響が考えられ、農家も懸念しています。

風物詩とまで皮肉られて改善されていないこの状況は、農家の経営に対する自覚が足りないことなのですが、取締りや罰則を設けない方にも問題があるようです。
いい加減に、関わる人まで煙たくなります。ここ数日のことなのですが。